精密かつ気品に溢れた演奏

 – Süddeutsche Zeitung (南ドイツ新聞)

 

並外れた日本人ピアニスト川﨑翔子は
聴衆を熱狂の嵐へと誘った 

 –DEWEZET

 

 


 東京都出身。2011年にポッリーノ国際コンクールで優勝、イタリア地元紙などで絶賛され、コンクール優勝記念リサイタルは現地でテレビ放映される。その他、マッサローザ国際コンクール、Musikpreis des Kulturkreis Gasteig、安川加壽子記念コンクールをはじめとする国内外の数々のコンクールにおいて優勝、入賞。日本音楽コンクール入選。ドイツ、オーストリア、スイス、イタリア、スペイン、ベルギー、スロバキア、ポーランド、アメリカ、キューバ、韓国でのオーケストラとの共演やリサイタル、音楽祭への出演、レクチャーなど各地で高い評価を得る。

 2016年、現代を代表するアメリカの作曲家スティーブ・ライヒの立会いのもと演奏した作品はドイツのARDバイエルン・ラジオ放送において放送される。これまでに、故佐藤功太郎、梅田俊明、山田和樹、Vladimir Kiradjiev各氏等、著名な指揮者と共演。現在までの主なコンサートはドイツにおけるSüddeutsche ZeitungMuenchner Merkur、スロバキアでのhudobny zivotをはじめ、国内外を問わず多くの新聞や雑誌において高い評価を得ている。主なCD「クロイツァーの記憶」、「VISIONS I -Dream (夢幻)- 」(Studio N.A.T)。共に「レコード芸術」にて準特選盤に選ばれ多くの新聞、音楽雑誌等で好評を得る。

 

 2013年、新進音楽家を顕彰するために設けられた「グラチア音楽賞」の第一号受賞者。 




 都立上野高等学校普通科を経て東京藝術大学音楽学部器楽科を卒業、同大学大学院修士課程を首席で修了、クロイツァー賞受賞。

 同大学院にて博士号を取得し、博士課程修了。博士課程在籍中より、ミュンヘン国立音楽演劇大学大学院交換留学生に選抜され、2016年に現代音楽科、及びマイスター課程国家演奏家資格ソリスト課程を修了。

 在学中、ロームミュージックファンデーション、本庄国際奨学財団、Oscar und Vera Ritter-StiftungDeutschland Stipendiumの奨学金を得る。

 

 これまでに深野理恵、御木本澄子、多 美智子、多 紗於里、G.タッキーノ、青柳晋、M.シェーファー各氏に師事。また、J.ルヴィエ、E.ネックレベルク、A.ボナッタ、R.レモリ、M.ヴォスクレセンスキー、V.トロップ各氏、多くの音楽家から薫陶を受けている。

 現在、ドイツ在住。近年では、ドイツと日本各地において学校でのアウトリーチだけでなく、児童養護施設などの場での福祉的な演奏活動も積極的に行なっている。

ミュンヘンに本拠地を置くG.ヘンレ出版社、G.Henle Verlagの楽譜アプリ「ヘンレ・ライブラリー」公式プロモーション・マネージャーに任命される。

 

 ミュンヘン国立音楽演劇大学、ルードヴィヒ・マキシミリアン国立大学(バイエルン州演劇アカデミー併設)にて後進の指導にあたりながら、日本とドイツを拠点に国際的に演奏活動を展開している。